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ツナガルプロジェクト 第8回を開催しました

ツナガルプロジェクト 第8回 2月23日(日)17:00~18:00

今回のゲストスピーカーは、ベトナム出身のハイ・グエンさんです。
「エキゾチックな魅力の国ベトナム」と題して、参加者8名がクイズを交えた楽しい1時間を過ごしました。

国民平均年齢が、32.6歳と若い世代が活躍し、急成長を遂げているベトナム。
名古屋大学経済学部留学生として、現在は日本に在住しているハイさんですが、
「テ」と呼ばれるベトナムの旧正月に、コロナの影響で母国に帰ることができなくて残念だったと語ります。
アジアには旧正月をお祝いする国が他にもありますが、歴史的な背景も含めてお話しをしていただきました。

南北に細長いベトナムの国土。
ハイさんは、ベトナム中部に位置するダナンの出身で、この地はリゾート地、観光地でもあります。
ドラゴンが橋梁を飛んでいるかのような「ドラゴンブリッジ」や
神の手が橋を支えている「ゴールデンブリッジ」など個性的な橋がとても印象的です。

ベトナムの文化を語る上で、避けては通れないクイズが出題されました。
「ベトナムを植民地化していたのは何か国でしょうか?」
答えは2か国!
中国は1000年、フランスは100年とベトナムを統治していて、
その2か国の影響を受けていないものは?とクイズが小気味よく続きます。
どれも影響を受けている気もするし、そうでない気もするし…
答えに一喜一憂しながら、ベトナム語・旧正月についてと話題は続きます。

旧正月は、家族や親せきが集まり大切な時間を過ごすというベトナムの人々にとって一番大切な行事です。
そして日本のお年玉と同じ「ラッキーマネー」が存在します。
・床を掃かない
・物を借りない
・物を壊さない
「旧正月では、この3つをしないでいると1年間いい子でいられますよ」と言われて子ども達は成長するそうです。旧正月の過ごし方などをお聞きすると、日本と重なる部分も感じることができ、
親から子へと受け継がれる生活文化は、世界が影響し合いながら育まれているのだなと
今さらながらに感じます。
干支のお話しはとても興味深いものでした。
今年の干支は丑 日本では何の牛とは決まっていないですが
中国では牡牛、ベトナムでは水牛だそうです。
日本もベトナムも、中国の影響を受けているのですが、独自の解釈がそれぞれの文化に反映されていて面白いですね!
ハイさん、楽しいお話をありがとうございました。

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